うつ
| 主な症状 | ・何をしても楽しめない ・好きだったことへの興味がなくなった ・気分が落ち込み、やる気が出ない |
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| うつとは | およそ10~15人に1人が、生涯にうつ病を経験すると言われています。 主な症状は、「気分が落ち込み 、悲しい気持ちがする、涙が出やすくなる」、「今まで楽しめていた事を楽しむことができない」、「疲労が強い」等が挙げられます。 |
| 治療について | まず心理的負担の軽減を図り十分な休養が大切です。 うつ病の人はその性格上、休むと皆に迷惑をかけるので休めないと言われる方が多いですが、回復のために休息は重要です。 抗うつ薬を使用します。薬物療法の効果は発現するまで10日~2週間程度かかります。また、個人差もあります。 うつ病は必ず回復する病気ですが、時には完全回復までに時間がかかることもあります。 |
躁うつ病(双極性障害)
| 主な症状 | ・自分がとても偉くて、できる人間だと思う ・睡眠時間が短いのに、よく眠れたと感じる ・普段よりおしゃべりになる |
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| 躁うつ病とは | 正式病名にある「双極」とは、「2つの極がある」という意味合いで、著しく気分が高揚する躁状態と、意欲が低下して憂うつになるうつ状態という正反対の心理状態を繰り返す心の病です。世間一般的には、「躁うつ病」と称されています。 原因としては、うつ病と同じように環境によるストレスや、もともとの体質的な素因など、様々なものが影響していると考えられています。 躁うつ病の最も大きな特徴は、症状に波があることです。患者さんは、うつ状態で過ごすことがほとんどなのですが、ときおり数日から数週間、気分が高揚し「浪費してしまう」「眠らなくても調子が良い」といった、そう状態が出現します。このように、症状の波によって調子が良い時が出現するため、うつ状態で辛くて横になっている時などに、他の人から「怠けている」と誤解されることもあります。 |
| 治療について | 薬物療法が主な治療です。 再発が多いので、症状が安定しても次の病相再発予防のため継続して薬を服用する必要があります。 服薬を続けていくため必要性の理解や知識もともに学んでいきます。 |
統合失調症
| 主な症状 | ・悪口を言われている気がする ・外出するのが怖い ・幻聴や幻覚がある |
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| 統合失調症とは | 約100人に1人が統合失調症に罹っていると言われています。 発症する時期は、10代後半からで、20代に最も多い病気です。 主な症状として「幻聴や妄想」が挙げられ、幻想と現実の区別が付かない状態となります。 先天性の病気でもなく、生涯つづく病気ではありません。治ることも勿論あります。 しかし、ストレスのかかる現代社会では、治りかけていた症状も再び ぶり返してしまうことが多いと言われています。 そのため、専門的な知識を持った医院による、継続的な治療が必要です。 |
| 治療について | 抗精神病薬を治療薬として使用します。 急性期で興奮が強かったり、病識がなく治療を拒否される場合には、入院治療が必要な場合もあります。軽症の場合は、最初から外来のみで治療することもあります。急性期の症状が軽快してもその後、再発予防のため長期間服薬を継続する必要があります。服薬を続けていくため必要性の理解や知識もともに学んでいきます。 |
児童思春期
| 主な症状 | ・不登校 ・家庭内暴力 ・朝起きれない、夜眠れない ・体の不調を訴えても内科的に異常がない ・学校に行けない ・じっとしていられない ・友達がうまく作れない |
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| 児童思春期について | 児童、思春期にも様々な問題が発生します。不登校、ひきこもり、家庭内暴力、などの状態に対して、精神医学的な立場から御相談に応じます。まずは、 児童思春期外来にてご相談ください。 |
| 治療について | お子様の個別性に応じた医療サービスを提供し、お子様の成長を見守りながら社会生活への適応能力を高めるための援助を行います。医師と心理士が連携をとり、心理検査によって、お子様の得意・不得意分野を評価し、具体的な助言をいたします。 |
おとなの発達外来
| 主な症状 | ・パニックになりやすい ・対人関係が苦手 ・ものをよく失くす ・いつも遅刻か、時間ぎりぎり |
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| おとなの発達外来について | 子供のころから、人付き合いがうまくできない、人の気持ちがわからない、人を傷つけることを言ってしまう。発達障害は小さな頃から学校などで指摘されることもありますが、軽度だとそのまま成長し、社会に出て初めて様々な問題が出てくることがあります。 |
| 治療について | 医師や心理士と話をすることで、原因を見つめ直すことができ、気持ちが楽になります。 環境調整やカウンセリングがより重要性を帯びてきます。正確な診断のために必要と判断した時には心理士による心理検査を受けていただくこともあります。 |
摂食障害
| 主な症状 | ・太るのが怖くて食べられない ・太るのが怖いのに食べ始めると止められない |
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| 摂食障害とは | 摂食障害は、食に関する難治性の病気で、一般的に知られている呼び方として、「拒食症(神経性無食欲症)」と「過食症(神経性大食症)」に大別されます。ダイエットやストレス、失恋などのきっかけで拒食症になり、どんどん痩せていっても食事を摂ることができなくなり、ますます痩せが進んでしまうケースと、拒食状態にあったのが、突然大量の食事を摂るようになり、過食症に移行するケースなどがあります。 摂拒食症では食べることに抵抗感を持ち、食事量が極端に減ります。その状態を我慢できずに、反動から大量に食べてしまうのが過食症なのです。摂食障害は甘えから起こるものではなく、逆に、自分に厳しく自分を責めやすい人に多いと言われています。 |
| 治療について | 摂食障害に効果的な治療法は確立されていませんので、心理療法や行動療法を中心とした治療を行うとともに、時期に応じて、痩せや過食・嘔吐に対する身体へのダメージに応じた治療を行うことも重要になります。精神的に不安定な状態が続いたり、うつ状態に陥ったりしている場合は、そうした症状を抑えるために、「抗うつ薬」や「抗不安薬」などの向精神薬を用いる場合があります。 |
認知症
| 主な症状 | ・物忘れがひどい ・同じことを何度も言ったり聞いてしまう |
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| 認知症とは | 認知症は、2010年時点では252万人が発症していると言われています。 今後、高齢化が進むに伴い、2035年には445万人が発症すると予想されます。 主な症状は、「同じことを何度も言ったり聞いたりする」、「自分の失敗を人のせいにする」、「日付や曜日がわからない」、「怒りっぽくなった、落ち着かなくなった」、「ぼんやりしていることが多くなった」等が挙げられます。 認知症の兆候かもしれないと思ったら、早めの診断がよいという考え方があります。 早期発見は、進行を遅らせる事ができます。進行してしまうと、治療効果も薄れていき、より深刻な状態になる場合もあります。まずは、医師による診断をお勧めします。 |
| 治療について | 認知症を生じる病気は数種類あります。複数の要因が合併している例も少なくありません。それぞれの症候により治療法も異なります。そのため、専門医による検査、診断を受けることで、早期発見、早期介入・治療が重要となります。 |

