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ご家族が受診へ導くことの大切さ

For family

精神科医療で支援の対象となる人は、不眠やうつ病、統合失調症のような病気、物忘れなどの認知症、発達障害とされる能力のばらつきによる生活上での困難さを感じている方等があげられます。
対象年齢も乳幼児から老年期まで、特定の年齢に限定されることなく幅広い方々の支援につながる場合があります。

しかし、その一方で、精神科への受診をためらったり、嫌がったりする方がおられることも事実です。

ご家族が受診へ導くことの大切さ
受診をすすめるにあたって

患者様が受診を嫌がる理由は、様々な事が考えられます。
例えば、「自分は病気ではない」「少し疲れているだけ」と、自分で判断してしまう病識が低い、またはない場合や「周囲に知られたくない」等、受診することで不利益を生じるのではないかという心配等です。
患者様ご自身が、生活に支障の出ている状態を認識できている場合にもそうでない場合にもご家族様が気にかけていること、心配していることを伝え、専門医への相談を提案してみてください。

ご本人のつらさに共感することが大切

ご本人の言っていることが理解しがたいものであったり事実とは思えない内容だったとしても、そのことを完全に否定するのではなく、「あなたが辛い思いをしていることはわかる。病院に行けばそれに対する解決法を教えてもらえるかもしれない」とお勧めすることはできます。

ご本人が受診を拒まれる場合は

患者様ご自身が納得をして受診していただくのが望ましいですが、難しい場合はご家族様の安心のため念のための受診を提案していただく関わりもあります。
どうしてもご本人様の受診が難しくご家族様の心配が続くような場合は、ご家族様だけの相談にも対応させていただいております。患者様だけでなく、ご家族様も問題を抱え込まずに誰かに相談することも大切です。

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